櫻      月

 

 

                                櫻の花片が
                                     ゆっくりと降り注ぐ
                                お前と出逢ったのも
                                     こんな、満開の桜の木の下だった。


                                あれから季節は巡り、
                                     再び櫻の季節となった。


                                あの時よりも少し大人になった俺達は、
                                あの時と変わらぬ想いを胸に、



                                      櫻を見上げる・・・・・・・・。