10月 ・・・風がいたずらを仕掛けてきた

 

                 大佐の結婚生活シリーズ初の長編シリアスです。

 

第1話 「君を離したくない・・・・。」 2004.10.10
第2話 「皇太子の前で惚気たんですか?」 2004.10.15
第3話 「・・・・見つけた。【黄金の薔薇】・・・・・。」 2004.10.24
第4話 「なんて・・・可憐な・・・・」 2004.11.05
第5話 「もっとよく月を見ようか・・・・。」 2004.11.14
第6話 「さぁ、エディーナ姫。俺と共に帰ろう。ドラクマ国へ。」 2004.11.19
第7話 「エディはこれを【保険】だと言ったのだね?」 2004.11.21
第8話 「・・・・・ごめんな。ロイ・・・・。」 2004.12.07
第9話 「いいか?ロイは、この俺にベタ惚れなんだよ!」 2004.12.12
第10話 「忘れたのかね?私が【焔の錬金術師】であることを。」 2004.12.26
第11話 「迎えに来たよ。エディ。」 2005.03.29
第12話 「あんたの望んだ【黄金の薔薇】は・・・・。」 2005.05.21





 

 

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  いきなり!次回予告!!

       「なぁ・・・・アルゥ〜。」
       エドの呼びかけに、アルは歩みを止める。
       「何?兄さん?」
       キョトンと首を傾げるアルに、エドも首を傾げながら、アルに尋ねる。
       「・・・なんか、俺、重大な事を忘れている気がするんだけど・・・・。」
       なんだっけ?と更に首を傾げるエドに、アルはニッコリと微笑む。
       「気のせいだよ。万が一、重大な事を忘れていたとしても、大丈夫!
       准将が何とかやってくれるよ!!なんせ、兄さんのためだもん。」
       「そ・・・そっかなぁ・・・・。」
       途端、真っ赤になって俯くエドに気づかれないように、チラリと
       中央司令部の方へ視線を向けると、黒い笑みを浮かべる。
       ”フフフ・・・・。これは重大な事を忘れた、あなたのミスですからね。
       僕たちは、リゼンブールに避難していますから、1人で立ち向かって
       下さい。”
       「アル〜。どうしたんだ?早く行くぞ!」
       「あっ!待ってよ!兄さん!!」
       いつの間にか歩き出した兄の後ろ姿に、アルは慌てて後を追いかける。
       その時、中央司令部では、空前絶後の大嵐が吹き荒れていた。
       果たして、ロイの運命はいかに!!
       次回、『大佐の結婚生活シリーズ 11月 ・・・そしてまたある事に気づく』を、
       お送りします。乞うご期待!!




                      なお、予告もなく内容が変更する場合があります。
                      ご了承下さい。

 

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